【キャンプにも最適！デリカミニ】販売前から大人気の理由を自動車整備士が解説

三菱自動車は東京オートサロン2023において、50年以上続く大人気デリカシリーズ初の軽SUV「デリカミニ」を公開しました。

1月13日から予約販売が開始され、なんと発売前から10,000台以上の受注があり、発売前から大盛況となっています。

デリカミニには「アウトドアを手軽に」「今の生活より一歩アクティブに」という想いがこめられています。

この記事を読むことでデリカミニの魅力を知ることができ、冒険心が掻き立てられることでしょう！

【予約殺到】デリカミニの発売時期と価格

引用：デリカミニ公式HP

三菱自動車は今年4月6日に、デリカミニの発売時期と価格を正式発表しました。

ここではデリカミニの発売時期と価格について解説していきます。

デリカミニの発売時期

引用：デリカミニ公式HP

【デリカミニの発売時期】

予約開始時期	2023年1月13日〜
発売開始時期	2023年5月25日〜

デリカミニは予約受注の開始から2週間で4,000台、4月上旬には9,000台以上の受注と大盛況です。

デリカミニの営業担当者は正式発売までに「もう9,000台の予約注文をとっていきたい」と語っていることから、デリカミニに対する自信度が見てとれます。

デリカミニのグレード別価格

【デリカミニの価格】

グレード	2WDの価格(税込)	4WDの価格(税込)
G(ノンターボ車のベーシックモデル)	1,804,000円	2,015,200円
G Premium(ノンターボ車の上位モデル)	1,985,500円	2,149,000円
T(ターボ車のベーシックモデル)	1,881,000円	2,092,200円
T Premium(ターボ車の上位モデル)	2,074,600円	2,238,500円

デリカミニにはターボ車とノンターボ車があり、それぞれに上位モデルが存在するので全部で4種類のグレードを取り揃えています。

デリカミニの車両重量は970〜1060kgとなっており、同じ三菱のekワゴンの840kgと比べても重くなっています。

また、アウトドアなどで多くの荷物を積むことを考えると、エンジン負荷が大きくなるためターボ車を選択する方が快適な走行が可能になるでしょう。

デリカミニの基本スペックを紹介

引用：デリカミニ公式HP

デリカミニは軽四の規定ギリギリのサイズ設定で、広々とした乗り心地が特徴です。

ここではデリカミニの基本スペックを解説します！

サイズと重量

引用：デリカミニ公式HP

【基本スペック】

駆動方式	2WD	4WD
全長(mm)	3395	3395
全幅(mm)	1475	1475
全高(mm)	1800	1830
最低地上高(mm)	155	160
ホイールベース(mm)	2495	2495
タイヤサイズ	Premium　165/55R15basic      　 155/65R14	165/60R15

軽四自動車は以下のようにサイズが規定されています。

参照：軽自動車検査協会

デリカミニは軽四自動車の規格のギリギリまでサイズを広げたスーパーハイトワゴンです。

規格サイズギリギリにしたことで、自転車など高さのある荷物も楽に積み込むことが可能になりました。

【ダイハツの人気車種タントとの比較】

車種	デリカミニ	ダイハツタント
開口高(mm)	1,080	1,061
開口幅(mm)	1,050	1,007

以下は公式HPに掲載されている写真ですが、かなりの量のキャンプ用品が収納できていることが分かります。

燃費　

引用：デリカミニ公式HP

デリカミニは燃料タンク容量27リットルを満タンにすると約526km走行可能なので、一回の給油で東京から大阪間を走る計算になります。

【2WD】

グレード	T Premium	T	G Premium	G
燃費(km/l) ※WLTCモード	19.2	19.2	20.9	20.9

【4WD】

グレード	T Premium	T	G Premium	G
燃費(km/l) ※WLTCモード	17.5	17.5	19.0	19.0

【エンジン 2種類】

4WD	659cc3気筒ガソリンエンジンインタークーラー付ターボチャージャー
2WD	659cc3気筒ガソリンエンジン自然吸気（ノンターボ）

加速時にモーターでエンジンをアシストするマイルドハイブリッドや、アイドリングストップなどの機能がエコで力強い走りを実現します。

タイヤサイズ

引用：デリカミニ公式HP

駆動方式	2WD	4WD
タイヤサイズ	Premium　165/55R15basic      　 155/65R14	165/60R15

デリカミニの4WDは、ターボ・ノンターボ共にタイヤサイズ15インチと大きめの規格になっています。

ショックアブソーバーやグリップコントロールなどの機能が走行安定性を向上させ、快適な乗り心地を実現します。

【デリカミニの外観】水川あさみさんも絶賛！やんちゃなフロントフェイス

引用：デリカミニ公式HP

デリカミニの外観はやんちゃなフロントフェイスが特徴的で、親しみのあるデザインとなっています。

デリカミニのフロントフェイスは、半円型のLEDライトを搭載するヘッドライトが印象的です。

他にも、三菱の車で取り入れられてきたダイナミックシールドやバンパーのプロテクター感に加え、フロントの中心に大きく刻まれた「DELICA」のロゴから力強さを感じます。

カスタムなしでも十分かっこかわいいデリカミニですが、オプションでデカールやルーフラックアタッチメント、マッドフラットをカスタムすることでよりワイルドでアウトドアな雰囲気になります。

【デリカミニの内観】広々スペースで快適！

引用：デリカミニ公式HP

内観は三菱ekクロススペースを踏襲しつつも、細部までこだわりがあり差別化がされています。

広くて快適な車内はアウトドアだけでなく、日常使いにも最適です。

ここでは内観のポイントについて解説します。

ダウンジャケットがヒントに！立体的な撥水加工シート

引用：デリカミニ公式HP

デリカミニのシートは前席後席共に「合成皮革とファブリックシートのハイブリッド」です。

ダウンジャケットから着想を得たというエンボス加工の撥水シートは、濡れても拭きやすく、通気性と座り心地に優れているなど実用的なデザインです。

【前席】見通しとデザイン性が抜群！

引用：デリカミニ公式HP

軽SUVならではの高いアイポイントと細部のデザイン性が前席の特徴です。

デリカミニは15インチホイールを装着しており、高い視点と見晴らしの良さが特徴的な運転席です。

ステアリングは黒の本革巻きで高級感があることに加えて、オプションで「ステアリングヒーター」「パドルシフト」をつけることが可能で実用性とデザイン性に優れています。　　　　　　　　　

エアコンやウィンドウスイッチのエリアはピアノブラックが採用されていたり、ドアにソフトパッドがついていたりと細部へのこだわりが見てとれます。

【後部座席】広々として快適な後部座席

引用：デリカミニ公式HP

デリカミニの後部座席は他の軽四自動車や、一部の普通車よりも広々していて快適です。

軽四規定ギリギリのサイズ感なだけあって、後部座席で楽々足を組むことができます。

また、後部座席の天井中央にはプラズマクラスター付きのサーキュレーターが設置されており、後部座席の空気を循環させて温度だけでなく空気清浄や静電気除去など快適な環境を作ります。

【ラゲッジ】最大630リットル収納できる大容量！

引用：デリカミニ公式HP

デリカミニの内観の最大の特徴はラゲッジの収納量です。

ラゲッジの容量は通常118リットルですが、後部座席を倒すことで630リットルもの収納を可能にしました。

スライドは後部座席側はもちろん、ラゲッジ側からでも操作することができ、最大で320mmもスライドができます。

デリカミニのおすすめポイント

引用：デリカミニ公式HP

東京オートサロン2023で注目を集めて以降、人気がとどまることを知らないデリカミニ。

デリカミニが人気の理由は「人気のデリカブランド初の軽SUV」「かっこかわいいフロントフェイス」「アウトドアにぴったりの性能」など挙げればキリがありません。

ここでは厳選したデリカミニのおすすめポイントを3つ解説します。

色の豊富さ

引用：デリカミニ公式HP

デリカミニはカラーバリエーションが豊富です。

モノトーン6色と2トーン色の全12色のカラーバリエーションで、定番から個性派まで揃っています。

ボディーカラーはCMでお馴染みのアッシュグリーンメタリック✖️ブラックマイカや、王道のホワイトパールが人気のようです。

デザイン性

引用：JBpress

デリカミニのデザイン性は多くの客層の心を掴んでいます。

標準でも魅力的なデザインですが、さらにオプションで「マッドフラップ」「ルーフラックアタッチメント」「デカール」をカスタムすることでオフロード感が出て、アウトドアライクな雰囲気になります。

安全性

引用：デリカミニ公式HP

デリカミニはデザインや走行性能だけでなく、安全面での機能も見逃せません。

デリカミニは国が推奨するサポカーSワイド対象車です。

サポカーSワイドとは国が推奨する新しい自動車安全コンセプトで、ドライバーによる事故防止に最も効果的な車のことです。

安全機能を兼ね備えたルームミラー

引用：デリカミニ公式HP

デリカミニのルームミラーには安全運転をサポートする機能がついています。

マルチアラウンドモニターは上空から見下ろしたような映像が表示されるので、駐車のときに周囲の確認ができます。また、デジタルルームミラーを活用すると、大量の荷物を積んでいても後方の視界が阻害されることはありません。

さらに、リアビューモニターには後退時の車両後方の映像が映し出されるので、あらゆる状況で安全運転を実現できます。

アクティブスタビリティコントロール［ASC］

引用：デリカミニ公式HP

アクティブスタビリティコントロールは車両走行時の横滑りや、発進時のスリップなどを判別し、エンジンの出力を下げたりブレーキをかけてくれる機能です。

アダプティブLEDヘッドライト［ALH］

引用：デリカミニ公式HP

アダプティブLEDヘッドライトはハイビームの際に、対向車や先行車に照射して運転の妨げにならないように照射範囲を調整する先進技術です。

夜間の走行において、いち早く歩行者などに気づき交通事故を防ぐためにはハイビームは欠かせません。しかし夜間でも対向車のことを考えて、ハイビームをオフにするケースもあるでしょう。　

h衝突安全強化ボディ RISE（ライズ）

引用：デリカミニ公式HP

三菱自動車の衝突安全強化ボディRISE（ライズ）は、車の衝突安全性を向上させるために採用された技術です。

RISEは客室保全環状構造や、高張力鋼板を適材適所に使用しています。

マイパイロット

引用：デリカミニ公式HP

マイパイロットは高速道路における安全運転をアシストしてくれる機能です。

レーダークルーズコントロールは追従走行機能のことで、前車の加減速に合わせて車間距離を一定に保ちます。

車線維持支援機能は白線を感知し走行位置を修正してくれる機能です。

三菱e-Assist

引用：デリカミニ公式HP

運転支援技術であるe-Assistは三菱の予防安全技術です。

さまざまな走行シーンで、数々の先進テクノロジーが運転をサポートしてくれます。

新車をお得に乗る3つの方法

引用：livedoorNEWS

新車を検討するにあたって、少しでもお得に購入したいと思う方は多いことでしょう。

3月の決算月に買う

3月はメーカー、ディーラーともに決算月で各店舗とも大量に売ってノルマを達成しようとします。

車が売れないと売り上げが上がらないため、大幅値下げのサービスを行ったり値引き交渉がとおりやすく、お得に買えたりする時期となっています。

高値で買取をしてもらう

車をお得に買うためには、現在乗っている車を買取に出すことも選択肢になります。

新車を買うとなれば、下取りをイメージする人も多いかと思いますが、ディーラーで下取りに出すより、中古車販売店で売却する方が高い値段で売れるでしょう。

ただし、買取に出して高く売るには相見積もりが必須になってきます。

\高評価！一括査定サービス/

カーリースを利用

カーリースは月々定額で新車に乗ることができるサービスです。

車に乗る目的によってはカーリースも選択肢になるでしょう。

近年は車を自分で購入する代わりに、カーリースを利用する人が増えています。

まとめ

この記事ではデリカシリーズで現在人気の的になっているデリカミニを紹介してきました。

2023年5月25日から発売されるデリカミニは、グレードによって1,804,000円〜2,238,500円の価格帯になっています。

デリカミニはかっこかわいいフロントフェイスが特徴的でデザイン性に優れています。

親しみやすいデザインであらゆる層の心に刺さっているデリカミニですが、予約の段階ですでに10,000台以上の注文を受注するなどその人気は止まることを知りません。

アウトドアも街乗りもアクティブに楽しめるデリカミニはアウトドア好きの方はもちろん、家族づれや幅広い方々におすすめの一台です！